教師から未経験の教育業界・営業職へ転職した29歳女性のご感想

今回は教師から教育業界の営業職へ転職した29歳女性Oさんの転職支援事例です。

末永

転職活動において抱えていた悩み/不安はどんなことでしたか？

ビジネス業界から教育業界へ進む人は多くても、教育業界からビジネス業界へ進む人は少ないので難しいと聞いていたこと、海外と違い日本企業は特に経験値で判断することが多い分、自分の挑戦したい気持ちを理解し採用してくれる企業に出会えるかどうかは非常に不安定でした。

末永

その悩み/不安はすべらないキャリアエージェントで解決しましたか？

解決できました。それはなんといっても他の転職エージェントと違ってとにかく丁寧だったからだと思っています。

私の思いも汲み取ってくださり、それを分かりやすく変換してくださったり、面接前後にも時間を割いてアドバイスをしっかりくださいました。

根気強く伴走してくださったおかげで、一度折れかけた状態から安心して前を向くことができました。

末永

面談や自己分析で、ご自身の考えに変化はありましたか？

ありました。一度は人材業界を目指していたので、教育業界についてはあまり考えていなかったのですが…

内定をいただいたところとの齟齬（そご）があり、考え直さなければならなくなった時に、アドバイザーさんから教育関連企業を紹介していただき、やっぱり興味を持つ自分がどうしてもいたんです。

改めて振り返ってみると、前職が嫌いで辞めたというよりも、また学校現場に戻った時に子供達に質の高い、実用性のあるアドバイスができる人になりたいと思ったことに気づき、入社を決意しました。

末永

大手転職エージェントは利用しましたか？

数社利用しました。

末永

大手転職エージェントのサポートについてはどのように感じましたか？

情報の多さは確かに大手らしく幅広くご提案してくださいましたが、本当に合うと思って提案していただいているのかな…と一人ひとりの求職者に対する雑さを感じたのが正直なところです。

末永

紹介された企業には満足していますか？

満足していますし、日々楽しく過ごしています。

私が所属している部署はまだ始まったばかりで、ほぼ全員が今年度入社のため基盤を整えている段階ではありますが、とにかくモチベーションが高く目先の数字だけではなくクライアントとの関係構築に丁寧に真摯に向き合う仲間が多くいます。

そして互いの成功を素直に喜べる。当たり前のことですが、数字に囚われすぎるとギクシャクしてしまうので、お互いを認められるこの環境を維持できるようにすることも私にとって一つの目標です。

今はまだ慣れていない状況で急遽引継ぐことになった案件が多く戸惑っていますが…課題がある時こそやる気が出るので、これからが楽しみです。

末永

最後に全体の満足度とその理由を教えてください。

「 95 」点/100点満中

とても満足しています。周囲で転職を考えている友人がいたら勧めたいくらいです。ただ、今後もっと拡大していくだろうという期待を残して95点とさせていただきました。

Oさんは、業界未経験ながら、仕事へのスタンスをご評価いただき、教育系ベンチャー企業へ転職されました。

他社エージェントにて転職活動を半年前から進めていらっしゃり、大手人材系企業へ内定承諾をされていましたが、転勤の内示が出てしまい内定を辞退されました。

その結果、それまでサポートを受けていた転職エージェントから、ハシゴを外されるような対応をされ、それまでエントリー依頼していた企業の状況もうやむやに。

その後、人材系企業をメインに選考を数社進めるも、転職への不安から自信を無くしてしまい、最終選考でのお見送りが続いている状態でございました。

転職の目的なども見失いかけていらっしゃり、かなり転職への不安を持たれている中、弊社へお問い合わせいただきました。

４月中旬に面談をさせていただき、５月末に転職が決まりましたので、約１ヶ月半サポートさせていただきました。

サポートしていく中で、これまでの教師としてのご活躍や仕事へのスタンスから、民間企業でも(むしろ民間企業の方が)力を発揮できる方とお見受けしました。

そのため、教育系ベンチャーと以前の転職活動ではエントリーされていなかった大手人材系企業をそれぞれ２社づつ、合計４社へエントリー。

教育系のベンチャー企業とのオファー面談では、Oさんが不安に思っていた育休・産休についても先方からご説明いただき、納得感を持って入社を決めていただきました。

Oさんは教師という閉鎖的で業務量も多く、全員が通常業務に忙殺されている中、より生徒に対して価値を提供するためにはどうすれば良いか。教師が生徒に提供するべきものは何か。という問いを立て続けて、周囲を巻き込みながら、時に一人でもアクションをとり続けてきた方です。

今回の支援で感じたことは、「教師という制約がある中でも、ゴールに向けてアクションをとり続けてきた方は異業界・異職種への転職に強い」ということです。

中途は新卒と違い即戦力・準即戦力が求められられます。そのため、当然ですが転職先と親和性の高いスキルがどの程度あるか、という点が重要視されます。ただ、今回のように例外も多くあります。

今回の転職は、努力されてきたこと・仕事のスタンスが企業に伝わった、未経験転職の良いケースかと思います。

Oさん、本当におめでとうございます！これからのご活躍楽しみにしております！